ゆみ丸の自分探し

48歳で適応障害!自分自身と向き合いながら書きたいブログです。

田舎はこわい!


私が住んでいるところは、田舎です。

山があって、川があって、田んぼもあって、緑も豊かです。

野生の鹿やウサギ、イノシシや熊もいます。

家は大きくて、近所の家までの距離もかなり遠いです。

良いところなんです...

 

でも、ある意味悪いところ(困るところ)もあります。

少子化や高齢化がかなり進み、保育所も小学校も統合され、中学校も統合予定です。高校も遠いので送り迎えが必要です。

バスが一日に2便しか通ってないからです。

店も数少なく、役場も統合され遠くなりました。病院も車で20分はかかり、産婦人科病院は無くなってしまいました。なぜか歯科医院は多いのですが..

コミュニティーはあるのですが、高齢化で役員を若い人(とはいえ40代後半)ばかりがやらなくてはいけない状態です。

小さな町のせいか、隣近所は遠いのに個人情報がだだ漏れ状態なのもこわすぎです。

そして農業(田んぼ)です。

 

私が子供のころは、お米を作って農協に出したら今よりは収入になったし、祖父母が田んぼや畑をして、父母は会社勤めをしていて農繁期にだけ家族全員で手伝う。という感じだったので田植えも稲刈りもイベントのようなものでした。

今現在は、計画流通制度もなくなり、減反政策の廃止、食糧法改正の影響で、お米を作っても収入は昔よりかなり少なくなりました。

私は結婚して、義父は亡くなり義母も足が弱いので、旦那と私がやらないといけなくなりました。

まだ48歳なので平日はお互いに会社勤めがあり、土日に旦那が農作業をして、私は子供のことや家のことをしています。

農繁期(田植えや稲刈り)は大変です。

できることなら土日の2日くらいでしたいのに、天気が悪いと農業用機械が使えなかったりしてできないので、運が悪いときは平日の仕事が終わって帰宅してから21時ごろまでやったりします。

平日だと作業時間が3時間くらいしか取れないので、全部終わるまで4日か5日はこんな生活です。

〖平日も、私は仕事から帰っても家事と子供の迎はあるのに..次の日は仕事もあるのに..〗心の中で思いつつ..

何日か続くのです。辛すぎです。

農機具の進歩で、夜でも作業ができるようにライトがついているのですが、夜の農作業はさすがに危険だと思います。(やらないといけないので、やるんですけど)

農機具(農業用機械)も値段が車より高くて、故障もよくするのでお金ばかりかかります。

その支払いを農作業からの収入では足らないので、会社勤めの収入から出す..

なんだか、農業を何のためにやっているのか解らなくなります。

 

昔からなのかもしれませんが、田舎では男性(長男)の独身の人や離婚が多い気がします。

いろいろな理由があるとは思うのですが働く場所が少ないですし、嫁にきて働きながら家事や育児だけでも大変なのに、プラス農業はきついと思います。

私の住んでいる地域では、まだ《長男は後を継ぐ》《嫁とは》《子供は農業の手伝いをする》みたいな考え方が強くあります。そのことも影響している気がします。

 

私の旦那は、田舎の長男です。

さいころから「家を頼む」と言われ続けて育ったそうです。

そのせいか、農業もやって当たり前のように思っているようです。(親に洗脳されているような気もしますが..)

まあ旦那本人がやりたいのであれば、やればいいと思うのですが..

私や子供にも強要してきます。

子供たちは、小さいころから強要されたせいか農業に良いイメージがないようでした。

子供から見て農業をしている親は辛そうだったと言われ驚きました。

私は、子供たちの前では楽しそうに農業しているようにしていたからです。

まさか見破られているとは思いませんでした。子供はよく見てますね..

子供たちは大きくなり、就職を機にこの町を出ました。

私自身も今いろいろ悩んでいます。

実は、48歳にして適応障害になってしまいました。

結構無理していたのかもしれません。

子供たちが独り立ちしていくなかで、自分の存在価値が分からなくなりました。

人が少ない田舎だから相談する人もいないし..近所の人に相談したら、すぐに噂になるし..田舎の一番こわいところです。

 

初めてのブログなので、内容がめちゃくちゃだと思います。ごめんなさい。でも書けて良かったです。ありがとうございました。

何か気晴らしを見つけながら、もう少し頑張ってみようと思っています。